MAATEE&SONS ヘビーリネンキャンバストラウザーズ

MAATEE&SONS HEAVY LINEN CANVAS WORK TROUSERS サイズは2で実寸でウエスト84、股下71センチ程度です。ウエストは尾錠で調整可能で最大6センチ程絞れます。 もう二度と手をつけてなるものかと誓ったハードリネンキャンバス。肯定の多さ、再現性の弱い加工、染色、言ってしまえば利益率の悪さにより捨て去ろうと決意した昨年。。 ただ時が経つに連れて、春の企画シーズン到来の時期、うずく。。。更に再販の声が微かに聞こえる。（実際は聞いていない） そして我、思う。あっ白を忘れてた。 夏のリネン、黒と共に、白tee白パンはやっぱ鉄で、ただ硫化白を見たいが為に、悪魔の契約書を交わす決意をした。 以下昨年記載した内容です。 「主役は遅れてやってくる」 今シーズンのクライマックスと言っていい、大納期遅れを引き起こしているHARD LINEN CANVAS。 様々な問題を乗り越えようやく発送間近。 この場をお借りしてオーダーを頂いている皆様ご迷惑をお掛けしました。 とりあえず生地からいくと、プリップリッのやつです。 昔のヨーロッパ物で出てくるあの触感。現代でリネンを普通に作るとどうしても締まりが足りずナンかフニャっとする。 それはそれで良いのだけど、今回目指したものはそういう奴ではない。全くない。そんな物は一切認めない妥協なき精神で挑んだ。 ただし作っていった物語はあまりに長くここではハショリたい。 東京→岡山→浜松→東京と刻まれたサンプル制作は、量産でさらに新潟→東京が加わりどんだけモノが動くんだと、つまるどんだけお金が動くんだと、、、しんどかった。。 ズシッとくる履き心地、着心地、でも麻の軽さも感じられ、プリッと感。魂が宿るとはこの事か と、これだけ苦しかったモノも2回目となれば慣れてしまい何かスムーズでした今回。いや実際は違うんだけど、想定内な事だったから。人って刺激や痛みに慣れるものだと認識。 こちらは今年で終焉とさせて頂きます。